KURAYOSHI MEISTERS

CASE 02

僕のパティシエ人生は「ざくろ」と共に

パティスリーミノウラ

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ちょっとずつ、ちょっとずつ、できることをしっかりやっていく

実家は和菓子屋を営んでおりましたが、高校を卒業してすぐに神戸に行って、洋菓子の修行を積みました。12~13年修行しましたね。それで、生まれ育った倉吉に帰ってきたんです。
初めは、店の片隅に和菓子も置いていましたよ。でもだんだん洋菓子の商品が増えてきて、今では洋菓子でいっぱいになりました。

洋菓子を増やすことに変な焦りはなくて、ちょっとずつ、ちょっとずつ、増やしていった感じです。僕は突き詰めてやるタイプじゃないので、思い付きやひらめきで作ってみて、いいものができたら商品化します。無理に新商品を作ろうとはしないです。背伸びをせず、できることをしっかりやっていく、これが僕の考え方です。

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自分の舌を信じて“いいもの”を原材料に使用

原材料にはもちろんこだわっていますが、「絶対に地元産の材料を使わないといけない!」とは思っていません。もちろん、地元産のものにこだわっているのも素敵だと思うし、僕も地元産のもので”いいもの”があったら使います。そこはもう自分の舌を信じていますね。自分で食べてみて、”おいしいと思うもの”を使っています。

原材料の開拓は、紹介してもらうことが多いです。僕の原材料に対するこだわりを知っている人が、「紹介しましょうか?」と言ってくれます。こういう時に、倉吉ならではの人と人とのつながり、縁を感じます。

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これが僕の原点

今、かなりの数の商品がありますが、中でもおすすめは、この「ざくろ」です。これが僕の原点なんですよ。洋菓子の修行をしていたお店の看板商品だったんです。
すごく素朴で、どこか懐かしさを感じる味です。しつこくないので、何個でも食べられちゃうんですよ。
先ほど、新しい商品が増えていっているって話しましたけど、この「ざくろ」がスタンダードなものとしていてくれるからこそ、僕自身も挑戦できるんです。
お客さんに「ミノウラじゃないとだめだね」と言われるようなお店にしていきたいし、いろんなお客さんに来てもらいたいです。そのためにはお客さんを飽きさせたらいけませんからね。「ざくろ」の力を借りて、新しい商品づくりにも力を入れていきたいです。

企業情報

会社名パティスリーミノウラ
所在地鳥取県倉吉市福庭町2丁目73
担当者代表 箕浦大助
連絡先0858-26-2568
営業時間9:30~19:00(オーナー都合により変更あり)
URLhttp://www.patisserie-minoura.com/